SDGs

未来の景色

持続可能な未来のために

突然ですが、皆さんは、持続可能な社会・未来のため活動できていますでしょうか?これから先の未来は、私たち一人一人の行動にかかっています。そこで、SDGs(持続可能な開発目標)への関心を高めて頂くために、SDGsを分かりやすく正しく学ぶ為のSDGs用教材「未来の景色」を制作し、企業や自治体・学校サークルなどの団体にこの教材を使ったワークショップを体験して頂くことを計画しています。

SDGsをご存じですか?

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17つの国際目標」です。既に、昨年あたりから取り組みを始めている企業や団体・学校などがある一方で、何から始めれば良いか判らないという声が多くあるのが現状です。今年より小学校でも授業で学ぶことになっている一方、大人は、なかなか学ぶ機会がなく何かのきっかけがなければ、一切知らない状態になりがちです。そこで、少しでも知ってもらえるための手助けとしてセミナーやワークショップが存在しまが、現在、セミナーと付随で行われるゲームの多くは、地域が密着などのミクロな視点の物が多く、自分たちと世界の関係などをマクロな視点で学べるものは少ないです。

よりよい未来を創るために行き着いたSDGs!!

元々、私はより良い未来を作り次の世代へと繋いでいくための活動時に、SDGsに出会いました。SDGsについて様々な文献やセミナーなどで学ぶにつれて「持続可能な未来を達成するためには、誰か一人の力だけでは不可能だ」ということを痛感し、ではどうしたら良いのか?ということを考えるようになりました。それを解決すべく、多くの人に同じ思いを伝播していくことができる『SDGsビジネスアドバイザー』となりました。

カード教材『未来の景色』を使い、SDGsの体験を!!

その後、SDGsのビジネススクールにてファシリテーターとして、日本各地のSDGsの布教活動を行っている仲間たちと「SDGs×街づくり」「SDGs×ビジネス」など研鑽を行っていました。その中で、もっと多くの人たちにSDGsを伝えていくためには誰でもわかりやすく大切なキーワードを多く学ぶことができる手段が必要なのではないかという話題が出ました。その方法として、まず、座学でSDGsを学び、その後に学んだことを疑似体験にて即座にアウトプットできるワークショップが最適であると考えました。このワークショップを通して持続可能な社会を作りたいという意思をもった人を多く輩出していくことは、SDGsを共通言語化することに寄与していくことができます。それはやがて、すべての人が一丸となってSDGsの達成に向かっていく為の原動力となると思っています。

皆の力でより良い未来の景色を一緒に作っていきましょう。

SDGsのワークショップの内容

そこで、学んだ知識を基にSDGs用カード教材『未来の景色』を開発しました。このカード教材を使い、分かりやすくSDGsの体験をするワークショップを計画しています。ワークショップは、座学とSDGs用カード教材から構成されており、最初にSDGsの4つの大切なキーワード『世界規模』『誰一人とり残さない』『バックキャスト』『トレードオフ』についてスライドを使用して説明します。

参加者の皆さんには1~3人からなる最大5つのチームに分かれていただき、ファシリテーターの進行の元、カード教材を使った模擬体験を1~2時間程度行って頂きます。模擬体験では自分達のチームのゴールと、全員が共有する世界のゴールを目指し『未来の景色』を思い描いてもらいます。

ワークショップのメインである模擬体験では、参加者は、様々な国の代表という役割を演じてもらいます。自分の国や世界が理想の形となる為、カードに書かれた様々な政策を行います。政策を行うためには、自国の情勢や自国の情勢や世界の情勢が関係しています。例えば、自然を切り開き新たな農園を作る政策を行うと自然の減少が発生しますが、経済力が上がります。これは、自国へ影響を与えるとともに世界へも影響を及ぼします。多くの国が一斉に自然を犠牲にすると世界の自然が大きく損なわれるなど、現実の世界と同じような変化が起こります。他にも、経済力が不足している国へ経済支援を行い支えていくこともなどができます。政策により様々な変化を与え、自国の目標達成と共に、他国のチームと共に協力して世界の目標達成を目指してもらうのです。

『地球規模』『誰一人とり残さない』『バックキャスト』『トレードオフ』SDGsにとって重要なこの4つの考えを同時に自分事として学ぶことができます。このワークショップを通して未来を変革していける人を一人でも多く誕生してほしいと願っています。

あなたの残したい世界は
どんな世界ですか?

北海道のクラウドファンディング「find-h」にて
多くのご支援を頂きました。ありがとうございます。
2020年5月31日に目標金額100%を達成しました!

一人一人の力で世界を変える

今回のプロジェクトを通して、ワークショップを受講された人たち一人一人がSDGsを自分事にすることができ、これから先の『未来の景色』を考えてもらえるようにしたいと考えています。

現在の地点から考える『フォアキャスト』の思考でたどり着ける現実的な未来からさらにその先へ進んだ理想の持続可能な未来を『バックキャスト』思考で実現していくことの大切さ。

『世界規模』ですべての人を『誰一人とり残さない』ことの大切さをすべての人が共通言語として持つことができる。その第一歩として、プロジェクトに関係してくださるすべての人たちと歩み始めることが今回のプロジェクトの目標です。

誰かが世界を変えてくれるのではありません。私たち一人一人が私たち一人一人の力で変えていきましょう。一人が百歩進むより、百人が一歩進むほうが、より大きな力になります。